アクション映画やアニメ映画など幅広く展開している4DX映画。
通常の2D映画では味わうことのできない臨場感と
迫力のある演出を楽しむことができます。
全国で4DXが観られる映画館も増えてきています。
好きな作品映画が4DXで上映しているのであれば、
一度は観に行く価値はあります。
そこで問題なのが、座席の選びかたです。
せっかく観に行くのですから、
一番 観やすい座席がいいですよね!?
そんなあなたのために
私が体験した経験から座席の位置による
演出効果の観えかたと
座席位置のオススメをお伝えします。
4DXとは
4DXとは、最新の<体感型(4D)>映画上映システムのことです。
座席が映画のシーンに完全にマッチした形で、
前後や上下左右に<動き>その衝撃を再現します。
嵐などのシーンでは<水>が降り、<風>が吹きつけます。
雷鳴に劇場全体が<フラッシュ>するなど…
映画のシーンを感情的に盛り上げる<香り>や
臨場感を演出する<煙り>
様々な特殊効果で、没入感が増します。
通常の映画では体験できない特殊効果によって、
その映画作品の臨場感と迫力を最大限に体験できる
アトラクション型の映画上映システムです。
4DXを観るには
【料金】通常の鑑賞料金+1000円
映画館によって若干の違いはあります。
映画館によっては割引対象外となっている場合もあります。
【注意点】
◆座席が振動したり傾いたりするので
身長100cm未満の方はご利用できません。
また、120cm以下のお子様は保護者の方と
一緒にお楽しみください。
◆妊娠中の方、ご年配の方、車いすの方、心臓・首などに障がいのある方、
身体・精神的に敏感な方、車酔いしやすい方は4DXをご利用いただけません。
◆貴重品や壊れやすいものはしっかりとお手元か
スクリーン外に設置の専用ロッカーをご利用ください。
専用ロッカーをご利用の際は、ロッカーに記載の注意事項をご確認ください。
※専用ロッカーはハンドポーチが押し込んではいるくらいの小さいタイプです。
大きな荷物はあらかじめ外のロッカーに入れてくるなどしたほうがいいですね。
場内の座席付近には置く場所がありません。
◆上映中、座席が激しく動きます。ご飲食の際はご注意をお願いします。
4DX特殊効果とは
<水>や<香り>
座席の正面から発生するので、座席位置による影響はありません。
水は霧雨だったり、飛沫だったりと勢いにバリエーションがあります。
水の演出効果はオンオフを手元のスイッチで切り替えることができます。
お化粧が崩れてしまう心配がある時などにオフにできます。
<光>フラッシュ効果
ストロボはスクリーンの左右と上方にあるようです。
フラッシュの演出をみるには
座席は中段よりも後方のほうが全体的にみえやすいです。
座席が前列のほうだとスクリーン上方のフラッシュは
視界外になることがあります。
<雪>の演出
先日観に行った『呪術廻戦0』の終盤で初めてみたのですが、
スクリーンの白背景に重なると認識ができない。
スクリーン枠外の黒背景でようやく認識できる程度です。
座席は後方からでないと気が付かないと思いました。
<バブル>?
シャボン玉だと思われます。
私は気が付きませんでしたが、一緒にいた家族が認識していました。
『呪術廻戦0』でアオイ玉がたくさん出てきたときにあった
と教えられましたが、
私にはどこの場面のことだか理解できませんでした(汗
<スモーク>
スクリーン下の左右方向から吹き出てくる感じです。
ほんとうにわずかなので、
それをスクリーンの作品と重ねて雰囲気をたのしみたいのなら
最前列がおすすめです。
作品内容によって演出効果の大小がありそうですが、
中段より後ろだとほとんど効果を感じません。
<風>送風機の轟音付き
左右の壁上部に設置されている巨大送風ファンで一気に送風されます。
どうしても映像の表現によってはタイムラグが発生するので
座席中央付近だと遅延した風が届けられます。
またファンの動作音もちょっと気にはなるところ。
※個人的な注意点として※
時期によっては薄着であったりすると
この風がものすごく寒く感じる場合があります。
吹雪の演出がありそうな作品では少し着込んでおいたほうが良いです。
私は、鬼滅の刃-無限列車編-での吹雪の演出でトラウマになりました。
<モーションシート>
前述では座席と記していましたが、
これも振動・傾き・首もと、背中、足もとなども
マッサージチェアのような突き動作があります。
心臓の弱い方などはとくに注意しておいたほうがいいです。
シートが固いのもちょっと個人的にはマイナス点です。
総合的におすすめの座席位置は?
私個人として、
おすすめの座席位置は、
【中央中段より後ろ】
という結果となりました。
番外編その1
ホットドリンクは飲めません。
温かいコーヒーを売店で購入しようとしたところ
『4DXご鑑賞のかたには販売できないんです』
ということがありました。
やはり座席の振動等で
ヤケドの恐れがあるからなんでしょうね。
番外編その2
私が最近4DXで観てきた作品の体験レポートを簡単に。
ドラゴンボール超_ブロリー(2018年公開)
アクション系は、なんといっても
戦闘シーンのモーションシートの動きと振動がハンパないです。
ブロリーのパンチを首元にかすめる感じの特殊効果など
楽しい演出がたくさんありました。
激しい設定のマッサージチェアのような動きでした。
最新作の映画も近いうちに公開されるようなので
また4DXで観れるのが楽しみです。
劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年公開)
ロングヒット上映だったので、2021年の春先に観に行きました。
そこまで薄着ではなかったのですが
風の特殊効果で吹雪の演出効果を存分に…
トラウマになるくらいに凍えながら観た記憶がいまでも忘れられません。
炭治郎の水の呼吸がくるたびにずぶぬれになっていましたね。(気分的に)
最終場面の炭治郎の投げた刀が背中に突き刺さるシーンの演出はすごかったです!
機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(2021年公開)
こちらも戦闘シーンの臨場感すごかったです。
一緒にモビルスーツを操縦しているかのような
圧迫感と浮遊感覚がトリハダものでした。
次回作も決まっていますが
2022年はガンダムの続編の映画もあるようですので
たくさん楽しめそうです。
劇場版 呪術廻戦0(2021年公開)
こちらは超人気の呪術廻戦の0巻の部分の映画ですね。
最初は2Dで観に行ったんですが、もう一度観に行きたいと想っていたところ
ちょうど4DXでの上映が決まったので4DXでみてきました。
この作品4DXの演出も多彩に盛り込まれていました。
一番印象に強かったのは、
クライマックスで里香が完全顕現化した時のフラッシュ演出が
かなり神がかってました。
一瞬シアタールーム全体が真っ白になったか
というくらいのストロボ効果がイチオシでした。
ここまで、私の感想も簡単にお伝えしましたが、
料金は少しかかりますが
好きな作品は2Dで観たあとにもう一度4DXで鑑賞することをオススメします。
まるで違う作品かのように観えかたが激変します。
なお初見から4DXでもいいのですが、
あまりの衝撃に作品の内容が頭に入ってこないと思いますので
ご注意ください。
番外編その3
あらためて4DXのことを調べながら記事を書いていましたが
いろいろ体験している方々の発見などもあり
よりいろいろな知識が深まりました。
たとえば、
モーションシートは4つの席が横並びで連結されています。
そのうちの外側のシートのほうが
振動や傾きが大きくなる傾向があるようです。
ガロ